こんにちは。

弊社では、バリアフリー工事を全般的に承っております。

今日はその中で、よくお話の上がる「階段昇降機」についてお話します。

これは、歩行での階段昇降が大変な方のための機械で、車椅子の利用者や下肢に可動域制限がある方などから特にご要望を受けます。

これは電動で昇降を行いますので、本人の負担は勿論、介助者への肉体的負担も軽減することができるため、どうしても２階や３階での生活を余儀無くされる方にとっては必需品とも言えます。

しかし、ここでは導入前によく考えなくてはならない理由をご説明します。

まずは、「金額が安くはない」
おおよそ６０万位〜２００万位になることが多いように感じます。

また、「メンテナンスが必要になる」
法律的な縛りは強くないですが、長期的にご使用になることを考えるときっちりメーカーとのメンテナンス契約を結ぶことが大切だと思います。そうすると年間に数万円程度のランニングコストが発生します。

「階段のスペースが狭くなる」
技術が発達しているため、よりコンパクトになっています。レールは２０cm程度。折り畳んだ座席は４０cm程度。それでも一般の住宅の階段のスペースでは、多少圧迫感は感じるかもしれません。

「納期に時間がかかる」
通常、１ヶ月〜２ヶ月程度。この間に身体状況や在宅での生活の可能性など、状況は変化します。

「介護保険が適用にならない」
介護保険の住宅改修工事では原則対象にならないため、全て自費での施工となります。

このように、設置前にはよーーーく考えなければならないことが沢山あります。

でも、昇降機を設置することで、

「大好きな家族と大好きな自宅で生活が続けられた」と話してくれた利用者様が何人もいます。

そのような、利用者様の気持ちを私たちは大切にしたいと思っています。

メリット・デメリットありますが、全てを踏まえてより良い提案をユニバーサルは致します。

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